オーストリアのトリオによる、まるで「光」と「影」のみで構築したかのような荘厳で清々しい室内楽集。本作は集中力や気分を高めるために都会から離れ、サルツブルグにある メンバーのベーストメントに1週間合宿、彼らが信条とする1発録りの 手法により毎日4時間録音しながら制作。さらに細かな編集を施すために冬のとてつもなく寒く静かなオーストリアの山小屋にこもり完成させ る。 ジャケの元となっているのは、その山小屋の近くにあった 廃墟の写真で、そこで録音された各種のフィールド・レコーディングや メンバーが北インドを旅した時に録音した子供の声など、あらゆる場所の自然な反響音も含む。